もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『イノベーションと企業家精神』を読んだら

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こんにちわ、J太郎です。

相変わらず読書でインプットの日々を送っています。

最近は本を読めば読むほど新しい発見があり、それを元に頭の中で思考の流れが作られることを実感してウキウキしています ^^

40年近い人生のうち、35年以上読書嫌いで過ごしてきた私が、まさかこんなに読書にはまるとは自分でも驚きです。人間、変わるもんですねぇ。

書籍代がバカにならない額になってきたので、最近は図書館で本を借りています ^^;

さて、

今回は前から一度読んでみようと気になっていたベストセラー本、

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

を借りて読んでみよう!

と思ったら間違えて、

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『イノベーションと企業家精神』を読んだら

を借りてしまいました^^;

いやぁ、こちらはアラフォーのおっさんですので、かわいい女子高生のイラストが表紙の本を手に取るのは、どうしたって抵抗がありました。。。

一刻も早く借りる手続きを済ましたくて、しっかりとタイトルを確認しなかったんですね。(恥ずかしくて慌ててしまった^^;)

あっちは「もしドラ」で、こっちは「もしイノ」。

「もしドラ」はマネジメントの話らしいですが、「もしイノ」はイノベーションのお話で、「もしイノ」は「もしドラ」の続編らしい。

「もしドラ」をまだ読んでないけど大丈夫かな、と一瞬迷いがありましたが、まぁ、こっちを先に手にしたのも何かの縁、きっと今の私には、マネジメントではなく、イノベーションが必要なタイミングなんでしょう。

かまわず先にこの「もしイノ」を読んでみました。

「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『イノベーションと企業家精神』を読んだら」:Amazonの内容紹介

280万部のベストセラー『もしドラ』第2弾!!
勝つために必要なのは、全員の「居場所」だった――。
主役はマネージャー。野球部はベンチャー企業、人を集め、育て、競争しないで勝てる組織にするには?

■あらすじ

私立浅川学園に通う1年生の岡野夢は、ベストセラーとなった『もしドラ』と
偶然出合います。野球ともマネージャーとも接点がない夢でしたが、友人の真実に誘われて、野球部のマネージャーになることを決心します。しかし、浅川学園には野球部がありませんでした。ゼロから野球部をつくる必要があったのです。

そこで、夢と真実はドラッカーの『イノベーションと企業家精神』を読みながら、競争しなくても勝てる、まったく新しい野球部をつくろうとします。果たして2人は、最強チームをつくり上げ、甲子園に勝ち進むことができるのでしょうか?マネージャーたちによるイノベーションは成功するのでしょうか?

過酷な競争社会が激化するなか、「競争しないためのイノベーション」がますます必要になっています。本書は、ドラッカーのイノベーションの原理を丁寧に読み解きながら、メンバー全員に居場所がつくられ、組織が成長し、競争を勝ち抜いていく様子を描いた青春小説です。すべての組織で役に立つ1冊です。

引用元:Amazon

高校野球の女子マネージャーが、

ドラッカーの『イノベーションと企業家精神

を読みながら、野球部にイノベーションを起こすというストーリー。

ドラッカーの教えを活用した高校野球部員の「居場所」を作るという取り組みを通じ、成熟期を迎えた現代社会の企業、起業家の在り方を学べる内容となっています。

序盤でこそ、前作「もしドラ」の内容を引用する部分が少しありましたが、本作のメインはイノベーションの話になので、前作を読んでいない私でも抵抗なく読むことができました。

以下、「もしイノ」を読み、今の私の心に残った言葉を書き出します。

そもそも「イノベーション」ってなに?

イノベーションとは英語の「innovation」のことで、「革新」「一新」などの意味を持つ言葉です。

日本で使われる「イノベーション」には、「革新」「一新」という意味のほかに、「技術革新」「大きな変化」「新しい活用法」などの意味を持つこともあります。

つまり、ただ単に新しくするのではなく、これまでの常識が変わるほど社会を大きく動かす技術革新や、新たな概念を指す言葉。

「もしイノ」では、

意識的かつ組織的に変化を探すこと

と定義されていました。

「説得」とは「相手にとっての得を説く」こと

「説得」とは、あなたにはこれだけの得がありますよ、と教えてあげること。こちらの都合に合わせて、お願いしたり、頼んだりすることではない。

だから『説得』という字を書く。

「教える」という行為は、それそのものが、教える方にとっても『得』になるケースが多い。

特に自分の好きなものについての説明を求められると大きな喜びにつながる。それは一種の本能のようなもの。

人に何かを『教える』ということは、その人自身が『学ぶ』ということでもある。教えることを通じて、自分も勉強できる。

ドラッカーが「教える」ことに取り組み続けたのは、生涯「学び」続けるためでもあった。「教える」ことと「学ぶ」ことはイコール。

教え子が成長することは、自分が成長すること以上に嬉しい。

その人の好きなものについての関心を持って聞き、その人から学んで、学んだあなたが成長すれば、きっと相手にとって得になる。

説得の例)トム・ソーヤのペンキ塗り

説得する上での魔法のテクニック

・それを楽しそうにしてみせる

・それを禁止する、試験を課すなど限定する

→相手はどうしてもそれをやりたい!と思うようになる。

『型』は言葉を越えたスピード指導法

型は偉大な実例みたいなもの。その意味を理解していなくても、反復しているうちに、やがてふと、府に落ちる瞬間がある。

説明を受けて、理解してでは時間がかかる。型を覚えてからその意味を知る方がずっと早い。

一般的に「型にはめる」と一見自由がきかなくなり、可能性を狭めるように思えるが実際は逆。

型を反復するうちにやがてその中で自由に動けるようになり、以前よりもずっと稼働域が広がる。型にはめることは自由を「失う」のではなく、逆に自由を「獲得」することができる。

イノベーションは小さくスタートする

大がかりな構想、産業に革命を起こそうとする計画はうまくいかない。

限定された小さな市場を対象とする、小さな事業としてスタートしなければ、調整や変更のための時間的な余裕がなくなる。

変更がきくのは規模が小さく人材や資金が少ないときだけ。

人の「居場所」をつくるには

その人の長所を知ること。それを成果に結びつけ、誰かから評価されるようにすること。その仕事を好きになってもらい、やりがいをもって取り組んでもらうこと。

「もしイノ」まとめ

過酷な競争社会を勝ち抜くためには、「イノベーション」が必要不可欠。

そのために事業の社会的な意義と役割を認識し、組織を構成する一人一人の「居場所」を作ることが大切。

・・・ということなのかな。

(自信なし^^;)

ドラッカーは何十年も前の時点で、過酷な競争社会が来るよ、そうなると個人の居場所が大事になるよ、と予見していたってことですかね。

んー、ちょっと一度読んだだけでは、「イノベーション」という言葉が、消化不良な感じがしています。。。

結局、イノベーションってなんなの?

となってしまった。。。

本書を読んで一番心に残ったのは、

「説得」とは「相手にとっての得を説く」こと

って言葉でしたね。

こりゃ、ドラッカーの本を読むしかないかな ^^;

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