こんにちは!
サラリーマン生活をしながら副業のネットビジネスに精を出す!
「自分にとってプラスにならないことは極力避ける」がモットー、
J太郎です。
今日は私のサラリーマン生活のとある日常から、
自分の起業家マインドの成長
を感じたエピソードをご紹介します。
先日、私の勤める会社の工場部門で、
「商品の検品が納期に間に合わない!」
という事態が発生しました。
(ちなみに私の勤め先は従業員300人程度の中小企業。私の所属は開発部門、一応、システムエンジニアのはしくれです)
この検品作業は、人が目で見て判断する必要があり、どうしても人手が必要なんですね。
で、社内のあらゆる部署から数人ずつ社員が集められ、私の部署にも人員の応援要請が出ました。
応援人員は入れ替わり立ち替わりで常時約10名、人海戦術で検品にあたりました。
普段、デスクワークの私にとって、長時間の立ち仕事は辛かった。
立ち続けていると腰が痛すぎる!
毎日これをやってる工場の人はすごいや。
ほんと頭が下がります。。。
まぁ、今それは置いといて、
この検品作業で見るポイントは2つ。
- 不良がないか
- 汚れがないか
不良は誰が見ても一目瞭然なので問題ないのですが、汚れについては基準がとてもあいまいでした。
現場管理職からの指示は、
「目立つ汚れがあったら除外して」
の一言。
パッと見で、
「商品としてこの汚れはダメでしょ」
というレベルのものは簡単ですが、
ポツポツと散見する
「点程度の小さな汚れ」
をどう判断するか。
ほんの小さな点を汚れと言ってしまえば、すべてNGになるし、そこまで大きくなくても、人によっては目立つといえば目立つ気がする。
私を含む応援部隊の面々がその都度、
「この汚れは大丈夫ですかね?」
と現場の管理職に何度も確認していました。
作業に慣れてくれば、判断力が上がってくるのですが、応援部隊の人員は絶えずローテーションします。(2時間交代とか、半日交代とか)
新人が来るたびに現場管理職が、一から「目立つ汚れ」の基準をレクチャー。
その都度、質問する人とそれを確認する現場管理職の作業が止まる。
めちゃくちゃ効率が悪い!!
応援部隊の中には、いちいち質問するのを面倒くさがって、自分の基準で適当に検品する人もいたんじゃないかな。
大丈夫か、この商品の品質。。。
ここで、最近、次世代起業家育成セミナーで起業について学んでいる私は思いました。
この検品作業、
全然システム化されてない!
システム化とは、自動化と結果の保証。
この検品作業は全く自動化されていないし、結果も保証されていません!!
なんといっても「目立つ」の基準が、現場管理職の「感覚」でしかない。
それは目に見えないし、人に具体的に伝えられない。そもそも現場管理職がいなければ、仕事にならない。
これじゃ、ダメだ・・・。
これじゃ、あんた、一生労働者だよ。
例えば、
「汚れの大きさは直径1mm以内」と数値化したり、「NGの汚れ」と「OKの汚れ」の実物を並べるなり、誰が見ても直感的にわかる「基準」を作る。
そうすれば、現場管理職に確認する必要はないし、汚れの許容範囲が明確となり、結果も保証される。
これで検品作業の効率は飛躍的に上がるし、商品の品質も格段に安定する。
「どらぁ!これがシステム化だぁ!!」
と頭で考えながらも、決してそれは口には出さず、黙々と検品作業をしましたとさ。
自分の部署なら上司に意見として出すけど、他所の部署だから言いづらかった。。。
まぁ、それがサラリーマンの性(さが)ってもんですね。そら収入が上がらなくて当然だ。
しかし!
以前なら何も考えずにただこなしていたであろう、この単純作業。
今の自分は作業しながら、自然と頭の中で、
「自分が管理者だったらどうするか」
「システム化には何が必要か」
「自動化して結果を保証するには何をしたら良いか」
というシミュレーションが動き出すようになりました。
着実に「思考の流れ」が形成されてきている!
何気ない作業に対してでも、こうして頭の中で実践すると、経験として蓄積されますね。
まだまだインプットと実践を続けます。